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2019.05.21

ピルスナー・ウルケル 醸造の歴史

その醸造の歴史を辿ると1295年にボヘミア王のヴァーツラフ2世がピルゼンの街を建造した頃にまで遡るそうですが、そんなチェコの地方都市ピルゼンで1842年に誕生したのが「ピルスナー・ウルケル」です。それまでのラガービールの概念を変える、一般的に「ピルスナータイプ」と呼ばれているビールの元祖ともいえる歴史あるビールです。

「ぴるぜん(Pilsen)」という店名の由来でもある「ピルスナー・ウルケル(Pilsener Urquell)」は、170年以上にわたって、モラビア産の大麦、ザーツ産のホップ、そしてピルゼンの地下から汲み上げた軟らかな水を使用して、チェコのピルゼンの醸造所でのみ醸造され続けてきています。麦芽を3度糖化するトリプルデコクションと呼ばれる醸造法を用いており、一部の醸造は木樽によって行うなど、伝統的製法を今日でも重んじています。通常の醸造方とは異なり、使用される酵母がゆっくりと発酵する為に、口に含んで暫くしてから豊かなコクを感じ、後味はスッキリとしているのが特徴です。6月4日から片町の「ぴるぜん」でお楽しみいただけます。是非ともご来店いただき、自然な炭酸が生み出すキレのあるさわやかさと、ほのかなカラメルの香味をお試しください。

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